・昔の戦の落ち武者がなんとか泳いでこの島に逃げ延びたが、島の住民に殺されてしまう。山を少し掘ると今でも白骨がでてくるとかこないとか……
・この島近くには造山帯があり、火山活動も活発なのだが、不思議と災害を免れている。
・よく晴れた満月の夜、月の影に入ってはいけないよ。他の世界の者に連れて行かれてしまうからね。
・山の奥深く、朽ち果てた木の側に水が湧いているのを見るかもしれないが、決して飲んじゃいけない。飲んだ者は何かに取り憑かれたように踊り狂い、火を怖がらなくなってしまう。終いには自ら火に飛び込んで死ぬのだと。
しかも火達磨になっても踊り狂うものだから、家も、山も、みんな燃えちまう。
この資料について
先代の島長の若竹茂氏より寄贈された伝説のメモの内容をこちらに書き起こして載せさせて頂きました。若竹茂氏には貴重な資料を寄贈いただけたことに感謝致します。
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